親鸞聖人御絵伝(四)

1108 親鸞聖人御絵伝(四)
親鸞聖人御絵伝 四幅 本金表装 
桐箱入1,000,000円

第十八図
<右>病床説法
1、火鉢の前の聖人 2、顯智、益方有房入道、蓮位房など
<中>洛陽遷化
1、御往生なされた聖人 2、専信房 3、覚信尼
<左>入滅逓送
1、柩を弔い送る門弟 2、松明を持つ先達僧
3、薪を担ぐ火葬人。

絵中の人物、風景解説

第二十図 本廟創立
1、廟堂と聖人の御影像
2、拝殿の屋根 3、南殿 4、北殿
5、紅梅 6、白梅
7、箒ではく人物ひとり

第十九図 逓送荼毘
1、上げ輿 2、お見送りの人々
3、お先払い役の犬神人(宝来)
4、火葬人 5、東山の鳥辺山

第十七図 熊野参詣
1、熊野権現 
2、仮寝する平太郎
6、平太郎の夢の中の証誠殿
7、聖人
8、衣冠正しき俗人

第十六図 <右>箱根示現
1、親鸞聖人(62歳)
2、蓮位房 3、西念房
<左>洛陽訪問
1、京都五条聖人の庵室
2、聖人 3、平太郎(44歳)4、蓮位房

第十九図 逓送荼毘
東山鳥辺野の荼毘所

第十八図
<右>病床説法
関東高田から顯智房が見舞いに訪れ、善鸞
の御上洛を言上したが許されなかった。
<中>洛陽遷化
1262年御往生
<左>入滅葬送
東山鳥辺野で荼毘

第十七図 熊野参詣
平太郎は聖人の教えに従ってその身のままで熊野に参着した。下の社内はその日の通夜の様子を描き
上は証誠殿(しょうじょうでん)
平太郎の夢の中で{なんで不浄のまま参ったのか}と俗人のお咎めを受けた。聖人が姿を現されて「この者は共に念仏を申す者」と言われ俗人は何も言われなかった。

第十六図
<右>箱根示現 聖人は関東を後に御帰洛の途に就かれた(1234)箱根権現で神官よりおもてなしを受けられた。
<左>洛陽訪問 常陸の平太郎が熊野権現へ参詣する時に参拝の心得を聖人にお尋ねした。

第二十図 本廟創立
吉水の北辺に影像を安置した廟堂を建立