妙香院僧正上人より 帰依ありし |
|
〇〇〇僧都専信会佛の願ひ を上人より受せたまふ。 |
|
明遍僧都選択集を被閲偏執 御起こし感夢の事。 |
|
上人も霊覚法師も偏病あり 法師 |
|
大経の女人往生の談 | |
阿波介入道数珠二連を揃え 上人賞したまふ。陰陽師阿波之介 |
|
東大寺大殿の上棟を見て 感喜わまりて往生を遂ぐ僧あり。 |
|
尼霊妙房臨終の時上人 御消息の事。 |
|
天野入道篤く上人の教化御信 じ往生あり。大泥棒天野四郎 |
|
沙弥適蓮の夢に念仏の要を御 示しあり。 |
|
作佛房熊野の神子より 上人に帰依して |
|
上人御示し二十一ヶ条ありし。 | |
或人心行の不審数〇を上人 より〇〇〇〇 |
|
阿弥陀経深義多しとの御教示あり。 | |
霊覚安楽の二人安心の趣を 上人より指南請入り |
|
右京太夫伝実の伯母より〇〇〇〇 御消息あり。 |
|
鎌倉二位禅尼より 御〇の御消息あり。 |
|
大胡太郎より安心御示し玉ふ 御返状あり。 |
|
甘糟忠経上人より喜び変して戦場 で寿瑞往生。僧都頼経発心念仏 大往生。 |
|
〇都〇頼経発心念仏大往生。 | |
熊谷入道上人に信仰して 月輪殿に来る |
|
蓮生死期を知り奇瑞大往生。 | |
〇戸篤守入道比類なき大往生。 | |
成覚房幸西一念義を立て門徒衆 排斥せし。 |
|
基親は幸西の義を起こして 上人の変改を請ふ。 |
|
肥後阿闍梨皇円大願を起こして 蛇身○○。 |
|
三位中将重衡口固まる時上人 の教訓を請ふ |
|
東大寺再興の院宣俊乗房代りて 是つとむ。 |
|
東大寺にて浄土三部経御講読 | |
南都北嶺の衆徒専従停止せんと 訴ふ。 |
|
七箇条の起請文を座主に送り給ふ。 | |
興福寺の衆徒より〇疏を持て拒む。 | |
聖覚に批難せしめ その不懐を迷えり。 |
熊谷入道直実(蓮生)保元の乱で源頼朝の
指揮下で働き平の敦盛(17歳)を打取った。
のち出家した。粟生光明寺を開山。嘉禄の法難
法然上人御絵伝解説